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  • 銀幕の午後 自作曲メイキング解説

    さて。私は趣味で作曲をしてまして、これで暮らしていければいいなと思っているのですが、ブログも開設したことですので今まで創ってきた作品の解説もしていこうと思っています。最初にこの曲、「銀幕の午後」についてお話しします。なお、昔はNTMatsudoと名乗ってました。

    この曲をつくったのは、コナミの楽曲募集コンテスト「ポップンクリエイターズパーティ BEMANI NEW FACEコンテスト」がきっかけでした。応募要領が下の方に記載されているのですが、「キャラクターたちをイメージしたオリジナル楽曲を募集致します!」とのことでしたので、ベル(BELLE)という、フランスをイメージしたようなキャラクターのための曲を書くことにしました。2016年のゴールデンウィークの話で、フランスといえば思い浮かぶのはパリです。

    このコンテストには3曲応募して全部選外だったのですが、最初に作曲したのがこの曲でした。イメージ的にはっきりしたものがあったことを今でも覚えています。フランスパンというかパン屋さんがあって、その軒先、店頭で流れていそうな印象を基につくりました。バイオリン使って、アコーディオン使って……といった感じです。この曲についてはメロディーやアイデアが次々に浮かんできて少し怖いぐらいでした。

    音楽ゲームのポップンミュージックを意識してつくったので、少し凝った仕掛けもしてあります。最初と中盤に出てくる鐘と「カッ、カッ、カッ、」という感じの音は時報を暗示するのと同時に、最初のはガイドとしてこの曲のリズムを覚えてもらう意味合いがあるのですが、中盤(1:17)のは……ここにこんなリズムで音を入れたら、もしゲームにこの曲が採用された場合プレイするときに手応えがありそうだな、と思ったのですがどうでしょうか。私はゲームが苦手なのでこれ以上はなんともいえませんが、そういうことを考えてました。

    なお、先のコンテストの規定では曲は2分以内となってましたので、そのように製作して応募しました。他にもコンテスト応募時と今公開しているバージョンでは多少変わっている箇所があります。

    現在この曲はAudiostockで購入可能です。ゲームやドラマなどのBGMとして使用できますので、右側の青いバナーから私のページへ飛んでお買い求めいただけます。よろしくお願いします。(販売再開いたしました。3月8日記)

     

    今回はフランスに関連したアイテムです。